ヘリクティス･カーピンテ

Herichthys carpinte

テキサスシクリッド

学　名　　Herichthys carpinte
英　名　　テキサス・シクリッド
分　布	北アメリカ大西洋側、テキサス南部～メキシコ北部、　　　　　グァテマラ、
全　長	３０ｃｍ
水　質	２３～３３℃　中性～弱アルカリ性　中硬水
食	水生生物
飼　　　育
全　長	２５ｃｍ以上
水　槽	90ｃｍ×45ｃｍ×45ｃｍ以上
水　質	２６～３０℃（～３２℃）　中性を目安に（～弱アルカリ性）
餌	イトメ・赤虫･甲殻類･小魚・肉･人工飼料等
混泳難易度　★★★★★
・気性が荒い。

　英語名では、テキサスシクリッド　と呼ばれている。
日本でも古くから親しまれている北アメリカ･南部～中央アメリカに生息する中型のシクラソーマである。
川の流れが速いところと緩やかな流れのところと両方で見られる。
食は、小魚よりも甲殻類や無脊椎動物を好む。
成熟した雄は額が盛り上がっている。

気性が荒く、同種・多種に関係なく攻撃をしかける。
成長期の混泳は、周りの魚との力のバランスで上手くいく場合もあるが、成長するにつれ日に日に困難になってくる。
混泳は同じサイズの魚であれば不可能ではないが、十分な注意とトラブルが起こった場合の対処方法を考え、即対応できるよう準備を整えておく必要がある。
また、雌の個体は、雄よりも大人しく混泳しやすいが、混泳相手に対抗できず、本来の美しさを観ることも、健康な魚らしく泳ぐ姿も観られる可能性は、低い。
以上のことから、成魚については、単独飼育を薦める。

ペアの仲は非常に良く、雄が整えた産卵場所に一度に３００～５００の卵を産み、４日後には孵化し、さらに４~６日後には、稚魚は、自由に泳ぎまわるほどまでに成長する。ペアは、卵～稚魚の面倒を良くみる。
飼育下では、雄が１０ｃｍ雌が７ｃｍくらいになると産卵し始めるが、時に雄は、雌をつつき殺してしまうこともある。

人工飼料でも何でも良く食べる。他の魚のエラからこぼれ落ちた食べかすも食べる。
よく穴を掘るので、水草を植えるならばポット植えになっているものを使うとよい。
新しい水を好むので水換えを頻繁にするように。（美しい体色が保てます。）

※ショップで数百円で売られているブリードの幼魚は、あまり大きくなりません。

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　　　飼育記録

混　　　泳　　　魚　　　　　　　　　　　　　　　　-相　性-
アロワナ	××
ガーパイク	○
大～中型アメリカンシクリッド	×××
ポリプテルス	△××
プレコ他キャットフィッシュ	△×××
スネークヘッド	××

　Ｆ１個体

　2007

3/25

人工飼料をよく食べます。

体長２０ｃｍ弱

7/19

気性が荒い･･と言われているテキサスシクリッドですが、まだ若いので弱い部分があります。うちの水槽では、アロワナやヴィエジャ属のシクリッド達が強くて、いつも隅に隠れています。
気の荒い魚達が怖くても、餌はしっかりと食べにくるので、順調に成長しています。

体長・約２３ｃｍ

9/11

餌をしっかり食べているので、成長しています。頭の瘤も大きくなってきました。
少し大きくなったことと慣れとで、縄張りを主張するようになってきました。
他の魚との喧嘩がひどく、尾びれが傷だらけになってしまったり口先を怪我したりしていますが、自然に治っています。　・・・と、今のところはこのような状態ですが・・　　

体長・約２５ｃｍ

　2008

9/28sun.

　今朝のことです。
朝食の支度をしていると、子供が叫びました。
「ママ！ママっ！お魚死んでるよっ！！」
「えっ！？どれ？何色のお魚っ？？」
と、あわてて見に行きました。
テキサスシクリッドでした。

昨日まではなんとも無く・・普通に泳いでいたのに・・。
体中ボロボロになって水槽の角・水面に息も絶え絶えに横腹を上に向かせて浮いているのです。
瀕死の状態で成す術もありません・・。（ショック

シクリッドなので混泳させていればいつかはこのようなことになる、と、どの魚に対しても最期の覚悟をもって混泳水槽に放ったはずなのですが・・　現実になってしまうと・・なんともいい難い衝動に駆られます・・。
　　　　（今回の画像は、ありません・・。　m(_ _)m

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