コショウ病・マツカサ病(立鱗病)・眼球突出|白濁
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熱帯魚の病気・治療法と予防 2
コショウ病 ウーディニウム症
コショウ病|ウーディニウム症 |
白点病と並んでかかりやすい病気の一つがコショウ病です。
コショウ病は、ウーディニウムという鞭毛虫が体表に寄生する病気です。
症状は、白点病と似ていますが、白点よりも細かいクリーム色の粉のようなものが全身に広がり、白胡椒をまぶしたように見えます。(初期段階の外見症状は、魚の体色:いつも鮮明な色合いが鈍ったような色合い‘粉が吹いたよう’に見えます。
原因は、水質の悪化や環境の急変で発生することが多く、水質の悪化については、頻繁な水換えをしていても濾過装置の掃除を怠っていたり、濾過能力がまに合っていなかったり・・ということで発生します。
白点病より少し厄介で、鰓にまで寄生するため呼吸困難に陥り、短期間で死んでしまうこともあります。
治療方法として、水質の悪化・管理等について思い当たる点があれば、直ちに改善を行ってください。水質環境がよくなければ、いくら消毒をしても病気は治りませんし、治ったとしてもまた再発します。
水換えに加えて、水温の設定を2〜3℃ほどあげ(上限32℃くらいまで)、頻繁な水換えと高水温で魚の新陳代謝を促します。(水が綺麗ならば、薬は要りません。)薬を用いる場合は、グリーンFやメチレンブルーを。体調を整える意味で塩を投入してみるのも良いです。
良い水質に安定させるため、しばらくの間は、水を汚してしまう原因になるようなことは控え(餌を控える・魚を増やさない)、頻繁な水換えを怠らないようにしましょう。
●この治療法での完治までの必要日数は、最低3〜 5日間です。(魚の体力と病状によります。)
(※水温を上げることで魚の新陳代謝に拍車がかかりますが、水や濾過装置内部・底砂内部が汚れていると逆効果になる場合もあります。)
予防方法は、言うまでもなく・・・濾過装置の掃除を怠らず、定期的な水換えをして、良い水質を保つことです。
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眼球突出 目 白濁
眼球突出|白濁 |
魚は、体調不良を眼球にあらわすことがあります。
いつもガラスのように澄んだ眼が白く濁っていたり、眼球が出目金のように突出したり・・・。眼は、体側のこちら側と向こう側についていますので、良くチェックしましょう。こちら側が綺麗でも、反対側がおかしくなっていることがあります。
原因は、水質の悪化や過度のストレス、また、水質の悪化による寄生虫/アエロモナス・ハイドロフィラの発生・感染/エロモナス感染症、他の病気の末期症状や、老衰でも眼球が突出することがあります。
他の病気の末期症状では、度重なる治療を施しその甲斐もなく眼球突出に至り・・かわいそうなこととおもいます・・。
昨日まで何とも無かった魚の眼に異常を見つけた場合、出来るだけ早く水換えを行い、水質の管理を見直ししましょう。軽い突出(又は白濁)ならば、それだけで治ってしまいます。
それでも治らず・・悪化したり、ひどい状態であれば、隔離飼育が必要だと思います。
内臓の状態や精神的ストレスからくる場合が多く、完治するまでに日数がかかるので、隔離したほうが管理が楽になります。
隔離水槽に、エルバージュを溶き薬浴させます。無ければ、普通の消毒薬(グリーンFゴールド、メチレンブルー、グリーンF)でも結構です。一番大切なことは、落ち着かせることと綺麗な水質を保つことなので、しばらくの間は、静かに水換えを頻繁に行ってください。
●この症状の完治に必要な日数は、1日〜 1、2ヶ月以上です。(症状の重さ・内臓面・魚自身の状態・水質によります。)
私自身、魚の病気や怪我の治療には、『薬よりも綺麗な水(環境)で治療する』という考え方をもっており、生体の自然治癒力を重要視しています。そのようなことで、薬を使ったとしても極わずかの量(お呪いの気持ち程度)で、水を置くことは無く、毎日水換えをします。
治療中、薬浴中の水換えのサイクルや薬の量・回数は、飼育者それぞれの判断にお任せいたします。
※
眼球の白濁につきましては、病気の一部の症状の他、眼球直接の怪我・傷でも白濁することがあります。
病気の症状との違い(見分け方)は、怪我の場合、眼球そのものに傷や、一部出っ張り(小さな傷)などが必ずあります。加えて、白濁は、全体的な白濁ではなく、傷の部分だけが白濁しています。それらは、混泳魚からの攻撃で受ける場合や、水槽内のオブジェや、水槽のガラス(アクリル)面にこすれてできる場合もあります。病気でも片一方だけが突出・白濁していることもありますが、病気の場合は、もう片方も 若干突出(又は白濁)気味かな・・?と思わせるような兆候等、何らかの症状があります。怪我では、ほとんどの場合が片一方だけで、もう一方は、いつも通りガラスのように澄んでいて、とても綺麗です。
・直接受けた傷の場合は、綺麗な水質を保ち・・自然に治るのを待ちましょう。
・喧嘩の場合は、・・様子を見て対応してください。
・購入したばかりの魚が酷い眼球突出になり、その治療記録が 『アメリカンシクリッド、ペテニア・スプレンディダ』の記録内にあります。ご参考になるかわかりませんが、どうぞご覧ください。
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マツカサ病 立鱗病 松かさ病 まつかさ病
マツカサ病|立鱗病 |
マツカサ病(立鱗病)は、鱗が松ボックリのように逆立ち、見た目がとても気持ち悪い病気です。
体表の初期症状は、一枚一枚の鱗が浮いているように見えます。 それが松ボックリ状になり、末期は、松ボックリの体表が爛れ、血液が浮き出たような感じになります。
内臓からきている症状で、体表には、まだ現れたばかりの初期症状でも深刻な状態’と思ってください。
原因は、環境の急変〜水質の悪化(エロモナス症を含む感染症)、適切でない水質環境<その魚にとって適切でない環境に長い間放置されたために発症するようです。(適切でない水温『低水温』に長期間放置されたことでも発症します。)
また、老衰等で抵抗力がなくなってきた個体には、発生しやすいようです。
発症した場合は、環境・水質の改善に努めてください。あわせて、魚の体調を整える意味で塩を入れると良いです。
とても重症で、松ボックリ状態にまで進行していると治るかわかりませんが、それしかないと思います。
他にも魚がいるのであれば、同じ症状を起こすのは時間の問題ですので、即刻に改善を行ってください。※マツカサ病自体は、感染症ではないので、症状の出ている魚を隔離する必要はありません。薬を使う場合は、隔離しエルバージュ等の抗生物質を使うと良いと思います。
生きている魚に古い水や冷たすぎる水、その魚に適切でない水質’は、良くありません。魚の新陳代謝を阻害しているのと同じです。
水槽内の魚は、自分で自分好みの環境へ移り住むことが出来ません。寒くてもセーターを着ることも出来ません。
予防も含め、その魚にあった環境を作り保つこと、濾過装置の掃除と水換えを怠らないようにしましょう。
※私が小さいころ、実家の池の鯉がマツカサ病で死んでしまったのを覚えています。あまりの気持ち悪さに、いまだに忘れることが出来ません。
父曰く−冬季で池の水が冷たすぎたこと・夏場は毎日水を流しっぱなしにしていたのに冬になって新しい水を頻繁に入れなくなったことが原因−とのことです。 (※この記事は、私の経験と推測によるものです。
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あわせてこちら↓もご覧ください。
►熱帯魚の病気・治療法と予防 その1
白点病の治療法と病気の予防
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