スキアエノクロミス・フライエリィ

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スキアエノクロミス・フライエリィ フライエリー アーリー 混泳 飼育 繁殖

スキアエノクロミス・フライエリィ

Sciaenochrlmis Fryeri


スキアエノクロミス・フラィエリィ (アーリィ


Sciaenochrlmis Fryeri
分 布 アフリカ・マラウイ湖
全 長 雄15cm 雌10cm
水 質 24〜28℃ 弱アルカリ性( 硬水
主に小魚
飼   育
全 長 12cm〜
水 槽 90cm×45cm×45cm以上
水 質 26〜28℃ 弱アルカリ性(㏗ 7.7〜8.6)
赤虫・小魚・クリル・人工飼料等
 混泳難易度 ★★★★☆
 飼育難易度 ★★★☆☆
 ・水質の急変に弱い。
 ・大型魚との混泳に注意。


 “アーリィ”の呼称で最も人気の高いマラウイシクリッド。最近、アーリィとは、別の魚ということが判明し、学名の訂正されたが、いまだにアーリィと呼ばれることが多く、ショップでも“ハプロクロミス・アーリィ”の名で売られていることがある。
正真正銘のアーリィは、“リアル・アーリー” と記されており、一般的なペットショップでは、巡り会うことはない。アフリカンシクリッドの専門店でも入荷することは稀で、入荷するとすぐに売れてしまうので、まずお目にかかれない。(尚、当サイトでは、この魚に対し通称の“アーリィ”を使うことがあります。)

 現地では、小魚を捕食している・・とされているが、本来魚食性の魚を近づけることがない ►ムブナの群れにまぎれていることもある。
雄(成魚)は、メタリックブルーの美しい体色をしているが、雌は、成長しても幼魚期と同じ体色で、雄より一回り小さい。雌は、他の種類の雌と外見的な差がないので同じ水槽内で飼育するときは、混種を作らないように注意する。
雄は、砂に浅い窪みを作って縄張りを作り、雌は、岩場に隠れている。水槽での飼育はやや難しく、水の汚れには特に弱いので頻繁な水換えが必要。卵や稚魚をしっかりと外敵から守り熱心に育児をするマウスブルーダーである。



 混泳について
 フライエリィは、中型の魚で、大型の魚とも小型の魚とも混泳は可能です。
が、大型でも小型でも混泳する魚によっては、フライエリィ自身がとてもストレスを受ける組み合わせもあります。それが原因で、フライエリィ本来の美しさを十分に発揮できなかったり、短命になってしまったり・・と、いろいろなことが起きます。
フライエリィをメインに考えるならば、フライエリィと同じ中型魚や、小型魚との組み合わせや、数での組み合わせを考えると良いと思います。また、大型魚とも上手く混泳させる方法も有りますが、それは、ここに簡単に文章にすることは、困難です。

混泳についても、飼育者それぞれの考え方がありますので、如何なる方法も「間違い」ではありません。
自分がやりたいと思った混泳をし、その時々に起こった トラブルに対応しつつ、可能’にもっていけばそれでいいのです。




 繁殖
 雌のお腹が卵巣の形にパンパンに膨らんでいます。
雄は、昨日まで、まったく普通だったのですが、今日になって色濃くきれいになってきました。発情してきたのです。・・けれど、雌のお腹は、今にでもパンクしそう・・・。 間に合うのか・・チョット心配です。。
Sciaenochrlmis Fryeri


産卵
昨日は、間に合わないのでは・・? と心配していましたが、雄は、ものすごい勢いで他の魚たちを水槽の片隅に追いやりながら、底砂を平らに整え産卵のためのスペースを用意しだしました。
そして、今日産卵が始まりました。
お昼過ぎごろから、ペアーを組んでの産卵行動が始まったのです。
他の魚たちに邪魔されながらも、何度も何度も繰り返します。雌は一回転するごとに、薄いオレンジ色の直径2mmほどの卵を1つづつ産みます。雌は、産み落とした卵をサッサと口で拾うのですが、雄は、自分の尻鰭にある、卵模様(エッグスポット)もそれと同じように雌に追わせ、雌が卵を拾おうと追ってくるところに精子をふり撒きます。
産んだ卵の数だけ繰り返すので、2匹は、くるくるとメリーゴーランドのように回転し、まるでダンスを踊っているかのように見えます。
その間にも、他の魚たちが卵を狙ってくるので、雄は途中で敵を追いはらい、そのためにダンスはたびたび中断されます。
Sciaenochrlmis Fryeri
2匹は、クルクルクルクル回ります。
この雌は、初めての産卵でまだ身体も小さく、口にくわえられる卵の数は、10数個程度です。口がいっぱいになってきても、お腹の中には、まだ卵が残っているので、産卵は続きます。雌は、これ以上卵をくわえられません。 拾われなかった卵は、他の魚に食べられてしまいます。


産卵から4日目
 口に卵をくわえている雌です。
今までは、結構口をパクパクと動かし、卵に新しい水を与えていました。パクパクしている口の隙間からクリーム色の卵が見えていたのですが、今日は、口を閉じたまま・・時々、モゴモゴする程度です。
雌を別の水槽に移しました。
Sciaenochrlmis Fryeri
雌は、卵を口にくわえてから、餌を一つも食べていません。
お腹が減っているでしょうね・・・。(がんばって・・^^ 


産卵から6日目
 雌は、初めての産卵で、慣れないことばかり・・。
卵は、まだ自分で泳げるほどにはなっていないのに、雌は、口の中から吐き出してしまいました。
Sciaenochrlmis Fryeri
まだ・・丸い卵に小さな尻尾がチョロっと見えてきた程度です。
目を凝らして見てみると・・卵に 小さな黒い目が2つ付いています。
ちゃんと育っています。・・・かわいいネ^^
卵の大きさは、2mmくらいです。


産卵から20日目
 卵は、自分で泳ぎまわれる稚魚’にまで成長しています。
魚の形をしていますが、とても小さいです。 ・・・5mmにも満たないくらいです。
Sciaenochrlmis Fryeri
明日には、、初めての餌をあげてみようと思っています。

孵化したての稚魚には、ヨークサックという栄養が入った袋が付いています。
そのために餌を与える必要がありません。稚魚は、ヨークサックの栄養を使って成長し、体が成長する半面、ヨークサックが小さくなり、・・無くなってきたころには、自力で泳ぎまわれる程に成長しています。


産卵から1ヶ月
他の雌も産卵したので、稚魚たちは、早くも・・稚魚用の水槽を出なくてはならなくなりました・・^^;
Sciaenochrlmis Fryeri
だいぶしっかりとしてきました。。^^


産卵から2ヶ月
稚魚のサイズは、〜3cmくらいです。
Sciaenochrlmis Fryeri
はじめての産卵は、全部で13匹でした。^^


お母さんアーリィについて
育児を終えた雌は、とても疲れています。絶食状態で身を挺して子供たちを守ってきました。卵をくわえている期間(通常は、2〜3週間ほど)が長ければ長いほど、雌のダメージは大きいです。
稚魚を大きな魚と分けて飼育するのも大切ですが、お母さんアーリィも十分なケアーをしてから、混泳水槽に復帰させてください。
   ・・・それをしてこそ飼育者といえるのではないでしょうか・・。




 
 餌の話し
 アーリィの餌について考えることがあります。
アーリィは、現地では、小魚等の肉系ばかりの餌を摂取しているのではなく、同じ場所に住んでいる魚達や、そこの環境によってだいぶ違うようです。
水槽で他の肉食の魚と混泳させていると、どうしても肉系の餌に偏ってしまいます。なぜなら、アーリィが野菜食より肉系のほうが美味しいと知っているからです。実際に、野菜系と肉系の餌を同時に入れてみると、肉食系の餌のほうが食いつきが良いですし、成長も早いです。けれど、食いつきが良いからと言ってそれがアーリィに合っている餌・・というわけではないので、それが難しいところです。
餌の欄に、赤虫と記しておりますが、赤虫は食べます。
が、実際のところアーリィには、赤虫はあまりよくありません。なぜなら、赤虫は硬いので、アーリィには、不向きです。赤虫をあげたときは、消化不良気味になります。・・が、即死に至る・・ということは無いですが・・。
アーリィに合った餌でじっくりと時間をかけて育ててあげられたら・・と思うことがあります。。


幼魚 体長:3cm F1
 3匹手に入れ、そのうち1匹が数週間のうちに死んでしまいました。
餌は、ディスカスフードを与えていますが、他の幼魚用に入れてある赤ヒレやメダカも狙います。当初は、3cmほどだったのですが、今大きなほうは、5cm弱、小さなほうは、4cmくらいに育っています。




 卵をもった雌の話し
 雌が卵を持ったようです。この雌は幼魚から育て、初めての抱卵です。現在の体長は6cmほどですが、このアーリーに限らず飼育されている魚は、自然界に生きている魚より若いうちから抱卵します。なぜなら、自然界では、同種の成魚に囲まれてなかなか縄張りをもてなかったり、周囲は敵ばかりなので、生きるために色々なことに神経を使わなければなりません。が、このように水槽の中でノホホンと育っている魚は、何の心配もなく毎日十分食べることができ、あとは子孫繁栄だけで卵ができるのも早ければ、雄も若いうちから縄張りを持てるわけです。
…しかしながら、現在、私の水槽には、縄張り作りをしている雄がいないので、この雌の卵は、雌の身体に吸収され栄養になってしまうのかもしれません。
…はやく雄が縄張り作りを始めてくれると良いのですが・・・。 
  ・・・すると、水槽の中は大混乱に・・・(苦笑


雌 体長:6cm 









マメ・・・ムブナとは・・
現地の漁師用語。
沿岸付近の底に岩や大きな石があるところに生息し、そこに生えている藻や 小型の甲
殻類や無脊椎動物などを食べている小型シクリッドのこと。餌場を 守るため、非常に
テリトリー意識が強く、ムブナ以外の魚達(非ムブナ|non-mubuna)を近づけようとしない。
ムブナ

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