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アロワナ 種類

アロワナ

Osteoglossiformes Osteoglossidae

 「アロワナ」は、アクアリストではなくとも誰もが一度は耳にしたことがあるほど、世界中で最も多くの愛好家から親しまれている魚である。

 大きな瞳と凛とした髭、光り輝く鱗に包まれた身体としなやかに動く鰭は、まさに淡水の王者である。
その昔、恐竜が大地を駆け翼竜が空を制したジュラ紀、魚竜が泳ぐ水中を、彼等と供に生き、1億数千年を経た現代にもその子孫を残している数少ない古代生物の生き残りである。
優雅に泳ぐ姿と、ガラスのような瞳を見つめていると、太古のロマンを感じさせられます。

 現代では、南アメリカ大陸に2種類、オーストラリア大陸に2種類、東南アジアに1種類が生存しているが、 東南アジアに分布するアロワナは、アジアアロワナと呼ばれ、最も人気が高く、その影響から絶滅の危機にさらされ、現在では、『ワシントン条約』により国際取引が厳しく管理されている。
近年、日本や他国のペットショップへ出回っているものは、インドネシア、マレーシア、シンガポールで養殖された個体で、条約の下に管理・輸出許可されており、それぞれに登録証があり、番号付けで輸出数が管理されている。

 『ワシントン条約』とは、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」の通称であり、この条約は、1973年にアメリカワのシントンで開かれた会議で採択、1975年に10か国の加盟の下に発効された国際条約で、日本は、1980年に60番目の加盟国としてこの条約に批准しており、現在は、160ヶ国以上が加盟している。この条約に特定されている動植物は、商業目的の国際取引の禁止と非商業目的の取引も厳重に管理されている。



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Osteoglossiformes Osteoglossidae 
(アロワナ目アロワナ科26属のうち)
南アメリカ大陸
Osteoglossum属
・ブラックアロワナ ferreirai種
・シルバーアロワナ bicirrhosum種
オーストラリア大陸
Scleropages属jardini種
・スポッテッド・バラムンディ
・ノーザン・バラムンディ
 東南アジア 
Scleropages属formosus種
・グリーンアロワナ(青龍/せいりゅう)
・バンジャールアロワナ(黄龍/おうりゅう)
・マレーシア・ゴールデン(過背金龍/かせきんりゅう)
・スマトラ・ゴールデン(紅尾金龍/べにおきんりゅう)
・チリレッド(辣椒紅龍/らっしょうこうりゅう)
・スーパーレッド(紅龍/けっこうりゅう)
・(紅龍/きっこうりゅう又は、たちばなこうりゅう)
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ハイブリッド(交配種)
・マレーシア×スマトラ(スーパーゴールデン 高背金龍/たかせきんりゅう)
・スーパレッド×マレーシアゴールデン(紫紅金龍/しこうきんりゅう)
・スーパーレッド×バンジャール(1.5号紅龍)
・バンジャール×グリーン(2号紅龍 )
金龍
過背金龍は、金龍の中での最高峰。身体を覆うすべての鱗の縁に金色がでており、身体全体が黄金色に輝きとても素晴らしい。
紅尾金龍も金龍である。尾鰭の下半分と尻鰭が赤く、背鰭と尾鰭の上半分が黒いのが特徴で、腹側の鱗には、金色がでるが、背中の部分の鱗には、金色がでない。
紅龍
辣椒紅龍は、紅龍の中の最高峰’といわれるもので、身体全体が真っ赤に染まる。赤唐辛子(辣椒)のように赤いので、その様に名づけられた。
血紅龍も紅龍である。身体全体が真っ赤に染まる。近年では辣椒紅龍との差は、ほとんど無く、辣椒紅龍と同様大変注目されている。





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